2018年10月に関西にて初コインパーキングをオープンさせました。
当時、私はリスク分散のため、不動産投資以外の投資案件を探していました。
そんな中、関西でコインパーキングを展開されている業者さんの本を読み、コインパークビジネスに大変興味を持ちました！
コインパーキングとは、土地を持っているオーナーさんのビジネスモデルという認識がありましたが、本書では、土地から仕込むのではなく、あえて借地でコインパーキングを推奨しています。
また、私のような資金力の少ない一般投資家でも参入可能ということで、世間一般の常識との歪みにビジネスチャンスの可能性を感じました。
早速、著者にコンタクトを取ったところ、
快くお時間をを作ってくださいました。
出張帰りに大阪に寄り、ホテルの喫茶店にて著者にお会いさせていただきました。
紳士的でダンディーな社長様。
ファミリービジネスでコインパーキングを営んでおり、約70現場ほどを展開。
長年、不動産会社に勤められていたとのことで、不動産の知識も豊富にお持ちでした。
現在は、息子さん達がビジネスをお手伝いされており、社長様は、年に数回、奥様と海外旅行に行くなど悠々自適に暮らされているようです。
私の理想形のような生活を送られており、羨ましいです＾＾
コインパーキングに関して、色々と伺ってきました。
【コインパーキングの運営に関して】
・土地から仕込むのではなく、月極駐車場（借地）でコインパーキングの運用を推奨。
理由としては、土地から購入すると、利回りが低くなる（土地が安く仕込めれば別ですが）。また、借地であれば、売上が良くない現場から別の現場へ機械の移動が可能。
・全ての現場は、月額駐車場を間借りしてコインパーキングを運営している。
・月極料金は1台8000〜10000円ぐらいが平均。但し、駅近などは2万から2.5万ぐらいもあり。駅近は、月極料金が高いが、コインパーキング重要も高いため、収支は合うよう。
・現場にもよるが、売上が安定してくるまでには、半年から1年ほど掛かる。
・最初は4台位からのスタートが良い。
2台以下だと、高稼働な現場でないと収支が合わない。4台で初期費用は200〜250万程度。1台あたり機械の設置費用で50万程度。
・業者さんの保有しているコインパーキングは、平均利回り30〜40%。
自己資金は、5年以内で回収するケースが多い。
・コインパーキングの集金を外部委託して遠隔にて運用も可能。売上記録は精算機に残るため、集金を誤魔化されることはない。
・コインパーキングは、1週間程度で工事完了。
・機械は、定期メンテを行っていれば10年以上でも問題なく使用可能。
・集金は2週間に１回（業者さんに集金業務をお願いすれば遠隔で運営可能）。
・月極駐車場だけでなく、マンションの駐車場の一部を借り上げてコインパーキングにするの方法もあり。
・大手コインパーキング業者は、登記簿謄本を上げて、直接、土地オーナーとコインパーキング設置の交渉するよう。
【現場の選定基準】
・周辺に大型のマンションがあること。
基本的に、マンションには、ゲスト用の駐車場が少ないため、コインパーキングの利用が見込める。
・交通量が多く、道の狭いところ。路駐ができないため、コインパーキングを利用する。
・周りにコインパーキングが無いこと。但し、競合があっても価格改定で、売上改善の余地あり。
【利回りアップ、集客の方法】
・利回りを上げるため自動販売機を設置する。1ヶ月で約1万の売上バック。
・デットスペースはバイクコンテナを設置するのもあり。
・サービスコインを周辺のお店に配って、固定客を獲得する。または、周辺のお店にサービスコインを購入してもらい、お店の拡販ツールとして使ってもらうのも良い。
・コインパーキングの中でも駐車しにくい箇所は、他よりも100円下げるなど差別化をはかる。
・認知度を上げるためにはビラまきも有効。
【融資関連】
・実績が出来れば地銀、公庫、信金で融資を受けれる。
【契約書関連】
・土地オーナーとの契約は、最低でも3年以上とする。３年未満だと資金回収が難しい。
また3年間の契約内に退去を言われた場合は、土地オーナーに機械の撤去費用や違約金を支払ってもらうよう契約書に必ず記載しておく（心配事項は、土地オーナーと相談の上、契約書に記載しておく）。
・コインパーキング用のオレンジの枠はそのままで返すとし、機械の撤去後はモルタルで修繕する。全てを契約書に記載する。
色々とお話をお伺いし、疑問点も解消。
初訪問から２ヶ月後に、案件をご紹介いただき無事にコインパーキングをオープンさせました＾＾
社長様からは、本を読んで関東から会いに来たのは私が初めてとのお話でした！
その熱意が伝わり、良い現場を優先的にご紹介いただけたと思っています。
私は、思い立ったら直ぐ行動、動きながら方向修正をし、スピードを大事にしています。
また、熱意は熱いうちに届けることが大切だと思っています。
スピードと熱意で、これからもビジネスチャンスを引き込んでいきたいと思います！！
